| 2008年１月26日（土） |
| ちょっとお出かけ 井の頭公園まで行ってきました 1月26日（土） |
厳寒の一日。ちょっと、暇ができたのでかーたんと井の頭公園まで行ってきました。
吟行というほどのことはないですが、途中、詠んだ句を交えてお付き合いください。
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| 下北沢南口の界隈。 |
昼過ぎ、かーたんの声楽のレッスンが終わるのを待ちかねて、出かけます。
まずは、下北沢から井の頭線で吉祥寺まで。
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| 吉祥寺は晴れの土曜と言うこともあり賑わっていた。 |
吉祥寺から井の頭公園まで。
途中の「サンクス」で買ったお結びで昼食です。
井の頭公園は、家族連れで賑わい、アートのフリーマーケットが開かれているなど盛況でした。
たつ鳥のしぶきすさまじ寒さかな
水鳥の啼きて広がるさざなみや
枯れ枝に木漏るる日影凛と凍つ
寒鯉や水面平らに泳ぐさま
蓮枯れて肩寄せ合いし翁媼
蕭々と暮れぬ武蔵野の枯木立
冬館切子の灯影窓の奥
悴みて玉砂利の路あてどなし
日暮れ近し園にこだます寒鴉
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井の頭公園と吉祥寺を結ぶ商店街。古着屋、アクセサリー
ショップなどが並ぶ |
散策を終えて、日も暮れ、少しまともなものを食おうと、吉祥寺の駅前の井の頭通り沿いの「ひょうたんなべ」に行きました。この店は、ネットのサイトで知りました。サイトでは男一人の隠れ家的存在として紹介されいたのですが、１７：００開店から千客万来で、さすが当該サイトの管理人の美味探求の慧眼ぶりに頭が下がる思いでした。
もちろん、酒も料理も選りすぐりのものばかり。
何気ない料理も、素材が良く吟味されていて、佳き肴哉。
言うまでもなく「ひょうたんなべ」の店名の由来となったおでんはだしが絶品。
それでいてリーズナブルなお値段。吉祥寺ではぜひ、お薦めの一店です。
熱燗や思えば経りにし日々のこと
鮪食えり大間の漁師は男なりや
おでん鍋箸動かせども口少なし
鯨食う妻とともどもに年を経り
板前に利いた風なる牡蠣酢にて
料理と酒に満足して、かーたんと「ひょうたんなべ」を出たのは、８時前。
まだ、宵の口ですが、寒風吹く夜道を家路へと急ぎます。
下北沢のセブンイレブンで腹拵えのお結びをを買って家に着いたのは、８時半。
充実した、週末の一日でした。
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