ウィーン想い出旅行2002 Vol.1 本文へジャンプ
はじめに

かーたんと結婚して10年以上が過ぎました。これまで女房孝行らしいこともせず、新婚旅行を除いて二人で海外旅行にも行ったことがなかったので、これを期にいままでちまちまとした生活を送っていた日常を離れゴージャスな経験をしてみようということになりました。もちろん海外旅行です。目的地は、新婚旅行の想い出の地、ウィーン。そこで厳寒のウィーンへGO!

1月4日(金)
旅行代金が安くなった頃を見計らって、ということで、こんな中途半端な日程で出発しました。まあ、お互い気ままな自営業ですから、世間の休みに合わせる必要もありません。
早朝、家を出て、下北沢までがらがら重いスーツケースを引きずっていき、新宿から成田エクスプレスで成田第二ターミナルへ。なんせか弱い女性のかーたんと大荷物を抱えているので大変な道中です。
成田からANAフランクフルト行きでフランクフルトまで。
それでは、行ってきま〜す。
成田空港のボーディング・ゲート。

上に同じく。

機内では、シャンパンもブランディもなく酒の楽しみがありません。かーたんと駄弁って長〜い時を過ごしました。早朝起きて、眠くて眠くてたまらないのですが、飛行機の中では眠れないのがオカブの性分。映画もつまらないし、、おしゃべりに飽きてかーたんが眠ってしまうと、あと何時間で着くかなと航路図とにらめっこ。どうも日系の航空会社の飛行機の旅は退屈なような気がします。

九十九里浜上空を飛ぶ。


フランクフルト空港にて。

フランクフルトに着いたのは午後7時。日本では夜中というか早朝の3時を回っています。もうへとへとというかくたくた。精も根も尽き果てました。しかしこれから3時間の乗り継ぎ待ちと、ウィーンまでの1時間の飛行機の旅が待っています。もう勘弁してくれよ〜。
フランクフルトの空港はとてつもなく広くて、ウィーン行きのオーストリア航空の出発ゲートを探すのも至難の業です。やっとこさ見つけてあたりをうろうろ。
久しぶりの海外旅行なので落ち着きません。

上に同じ。フランクフルト空港にて


上に同じ。フランクフルトの空港にて。

ウィーンに近づき、いよいよ来たんだなあという感動が沸いてきました。
かーたんも同じのようです。「いい旅行にしようね」と小さい声でつぶやいていました。
シュべヒャート空港からタクシーでANAグランドホテル(現グランドホテル)へ。☆☆☆☆☆のホテルです。今回は奮発しました。ANAの合理化策により、ウィーンの名門ホテルは今はアラブの大富豪に売却されてしまいました。
フロントでチェックイン。宿帳に記入し、パスポートとクレジットカードを提示するだけの簡単な手続きです。コンシェルジュに予約しておいたシュターツ・オパーの「こうもり」のチケットを受け取り、部屋へ。
豪華な部屋に感嘆するのも束の間、ベッドに倒れこんで前後不覚に眠り込みました。
お休みなさ〜い。

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